グループ1参加者の皆さんを見送ったあと、私は、フルレアイランドリゾートに1泊。このリゾートは、空港のある島にあるリゾートで、遠くの環礁のリゾートに行かれる方が、乗継ぎのために前後泊するリゾートである。とは言ってもリゾートなので、設備は整っていて、食事もおいしいし、マーレにあってもアルコールも飲めるのである。私は、グループ2の参加者が来るまでをこのリゾートでステイして待つのである。でも、洗濯をしたり、日本へ連絡を取ったりとあまりのんびりは出来なかった。

そして、20日の夜、シンガポール航空で到着したのは、東海地区の釣具量販店”フィッシング 遊”の渡辺さんと杉野さん、浜名湖のガイド船”黒船屋”の朝倉さんである。早速、サファリボートに乗り込み、3名はタックルを準備して就寝となった。

さて、いよいよグループ2のサファリの始まりである。朝6時に起床して、ボートは出発。今回もグループ1の結果が良かった為に、北マーレ環礁を狙うことにした。港を出て、僅か15分のんびりすることなく”キャスト”の声がかかる。
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朝日を浴びながら、キャスティングスタート。
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まだ、マーレの街が見えるところなのである。

キャストを始めて、すぐに杉野さんにヒットの声が。

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ファーストポイントで、いきなりキャッチ。
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続いて、朝倉さんも同じポイントでキャッチ。
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またしても、杉野さんだ!バラフエダイをキャッチ。
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まだまだ杉野さんは続く。GTをキャッチ!
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渡辺さんにもGT
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私にも1本目。

もうこれで、全員ボウズなし。出港から僅か1時間。それも朝飯前。スゴイ。。。

それからは、どのリーフを攻めてもGT、バラフエダイは釣れる。
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こっちでキャッチした写真を取っていると、他方でキャッチして、もうリリースしている。ダブルヒットも何回かあり、途中、サイズが小さいのは写真を取らずにリリースしていたのだが、満潮となった午後に、”ヒット”、”こっちも”、“オレもヒット”と渡辺さん、杉野さん、朝倉さんに次々とGTがヒットしてきた。”おぉ、これはクワトロキャッチが出来るぞ”と私もキャストすると、私にも”ヒット”である。”これは、凄い写真が取れるぞ”と思っていると。。。


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クワトロキャッチ!?あれ、私の魚だけ違うやんけぇ~。残念ながらGTのクワトロキャッチは達成できず(涙)

その後も、GTは釣れ続いたのである。
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午後5時を過ぎたので、ボートはアンカーを下し、サファリ1日目は終了となった。
だが、これからがまた熱いナイトフィッシングの時間なのである。
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ボートの明かりに集まってきたアオリイカをキャッチ。イカ刺しとなりました。
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ライトジギングでは、バラクーダがコンスタントに釣れる。

本命は、ライトジギングでギンガメアジだったのだが、皆さん疲れもあって、ギンガメが廻ってくるまで待ち切れずに就寝となりました。

そして明けて、充電十分でサファリ2日目。アンカーを上げて、ポイントまでのボート移動中に、沖合300m位でボイルが始まった。カツオのボイルのようだ。渡辺さん小型ポッパーをキャストすると物凄い勢いでチェイスしてくる。結構型がよさそうだ。再度渡辺さんが小型ポッパーをキャストするとすぐにヒット!続いて、杉野さんもヒット!朝倉さんにもヒット!”の声が。よし今度こそ、カツオでクワトロキャッチだと私も小型のペンシルをキャストすると何とライントラブルじゃないか。(涙)仕方なく、カメラマンとなってしまいました。朝倉さんが一番最初にランディングしたのだが、カツオの血で、本人血まみれになってしまい、シャワーを浴びに行ってしまったので、トリプルキャッチの写真は取れ無くなったので、渡辺さんと杉野さんお二人をパチリ。
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3,4 kgのスマガツオのダブルキャッチ。

スマガツオのフィーバーが終わり、一人取り残された私は、いち早くGTフィッシングに戻り、ポッピングを開始。すると私にヒット!
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魚は変わったけど、何とか朝の1本をGET。

朝食後、GTを狙うがなんだか昨日までとは違う。何だ、何だと思っていると、今日はナブラがないじゃないか。昨日までは、結構ナブラが出ていたのだが、今日は、全くと言っていいほどナブラがない。でも潮も動いているのだが、何か活性がないじゃあいか。だが、そんな中でもグッドポイントからは、GTは出てくる。ポツリポツリとGTをキャッチする。
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結局、午前中ではGT4匹止まりで、ランチ前に島へ上陸して、ライトキャスティングをすることにした。
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この島では、珊瑚で出来た砂から、ブロックを造っていた。

ライトキャスティングでは、カスミアジをキャッチ。朝倉さんもライトタックルで対応できないサイズのカスミアジが掛り、ラインフレイク。すると、ビーチから立ち込んでキャストしていた杉野さんに何かグッドサイズの魚がヒットしている。
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やっとのことでボガグリップで掴み、上がってきた。

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ライトキャスティングでは、グッドサイズのバラクーダである。
このバラクーダは、島で働いていた方への、プレゼントとなったのである。

その後、ランチをボートで食べた後、キャスィングの再開である。ボートがリーフエッジのコーナーに差し掛かったところで、ちょっと沖合いにポッパーをキャストして、1ポッッピングすると、横っ走りで、長い魚がバイトしてきた、これもバラクーダかなと思っていたら、上がってきたのは、イソマグロでした。

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血まみれにならないように。。。リリースです。

コックは、イソンボが刺身でもなんでも旨いと言っているが、聞く耳持たずに、リリースしたら、何かコックは寂しそうだった。

その後、夕マズメを迎えるが、相変わらず活性はあまりよろしくなく、GTを1匹追加したところで、そろそろストップフィッシングの時間だ。すると、ライトキャスティングに良さそうな島がある。皆の意見一致で夕マズメのライトキャスティングのために上陸する。ここですぐにカスミアジをゲットする。だが、あとが続かない。結局全員でこの1匹のみ。
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活性の悪い中、何とか釣れました。
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カスミアジもすぐにスレて、釣れなくなっちゃいます。

この晩のナイトフィッシングも活性が良くない。もうつまらなくなって、私はキャビンでDVDを見ることにした。(ボーンアルティメイト)パールウィンでは、多くのDVDのストックがあり、夜は、大音響で見てました。すると、朝倉さんがカニを何匹も取ってきた。どうやら、2日前の満月の夜に産卵があったようだ。もしかしたら、魚は、このカニを食べていて、ルアーへの反応が悪いのではないか?何となく原因が掴めた。これで、翌日からの攻め方がちょっと見えてきた。

そして、3・4日目は、渡辺さん、杉野さん、朝倉さんは、ペンシルベイトをメインに攻めにでた。すると、これが良かった。カニが泳ぐようにとは言えないが、ユラユラとするのが良かったのか、ペンシルに圧倒的にバイトしてくる。
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そして、この仮説がとうとう立証されたのである。
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釣った直後に、このバラフエダイはカニを吐きだしたのである。

これを見た朝倉さんは、直感でペンシルもオリジナルのD-TRAP 60gと小型にして誘う。これもまた大正解で、次々とヒットさせていく。渡辺さんもこのD-TRAPで次々とキャッチしている。

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3・4日目とカニを攻略(?)して、何とかGTのキャッチ数は延ばせたが、やはりルアーも小さいために小型が先に食ってくるということでした。でも、皆さんは、この攻略が出来たことに
大満足して、今回のモルジブGTフィッシングサファリは終了した。

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復路で寄ったシンガポールでGTポンドへ。ここでは、私だけGETです。最近GTがスレてきているのか、中々釣れないです。

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GTポンド終了後に、パールウィンのオーナーのエドウィン夫妻とお友達のスティーブンさんと
スティーブンさんのお店”May Im”でご馳走になりました。久々のご馳走に皆大満足して、帰国しました。


私のタックル
【ロッド】SMITH ケヨロ
【リール】SHIMANO ステラSW18000HG
【ライン】VARIVAS アヴァニGT 8号
【リーダー】VARIVAS リーダー 140LB,170LB
【ルアー】TOHMATH ストロングポップ160g
     

Pearl Win Safariパールウィンサファリ


フィッシングツアーは、トラベルプロ・アングラーズネストまで