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ソルトウォーター釣果報告(海外) アーカイブ

2006.06.23 ミクロネシア・コスラエ島GTフィッシング&ジギング報告

2006年5月21日よりミクロネシア・コスラエ島へGTフィッシング&ジギングに行かれたプロショップ”インザストリーム”の川嶌様よりご報告を頂きました。以下本文より抜粋です。
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初めてコスラエ島に訪れたのは10年ほど前、僕らはまだまだGTは素人同然だった。当時、フィッシャーマンの鈴木文雄さんや大久保幸三さんがコスラエ島のGTフィッシングで記事を書いて、GTへの憧れもあり僕らはコスラエ島へ渡った。「ドバッ」とGTがバイトしてもフックアップできない、ジグはいつもボロボロになって戻ってきた。悔しさだけ残ったことが今でも鮮明に覚えている。
2006年5月末、コスラエのリベンジチャンスがやってきた。あの日以来、GT、ジギングを様々なフィールドで経験してきた。少なかれども10年前の僕とは違う。年はとったし、腹も出てきた・・・ 違う、違う、そう言うのではなく、テクニックとメンタル面で少しは鍛えられたと思う。
フィッシング初日、タックルと僕らを荷台に乗せたトラックは、バナナとヤシがたくさん実った海岸線を走り、エアポートサイドのマリ-ナに到着した。以前乗ったクルーザーは無く、木の葉のようなボートに二人ずつ分かれて乗船した。「さぁ、いよいよ開始だ!」エアポート沖は、通称シャークアイランドリーフと言われるポイント。前回、良型のキハダやヨコシマサワラをキャッチした思い出あるポイントだけに気合が入る。リーフエッジにできた小島のヤシが少し成長していた。その小島目掛けて「バシュー」と、ITSストロングポップをキャスト。「ゴボッ!ゴッボ!」と波間に泡を残しポッピングした。あれっ?反応がない・・・南東の風の影響か、シャークアイランドリーフの東側には回りこめない。早々に次のワーランビレッジリーフに移動したがそこでも反応を得られなかった。 陽が傾きだした頃、シャークアイランドリーフに戻り、今回のためにマリンベイトさんに特注で作ってもらったディープパープルカラーの桜花300gをT.KustoMの‘CUDA500プロトロッドでジャーキングしていると「ガガガガガッ・・・」と心地よいバイト。小型だが食すには丁度いいサイズのキハダマグロが海面を割った。その夜、レストランにキハダマグロを持ち込み、刺身とマグロステーキを作ってもらった。刺身は普通に醤油でいただくのもありだが、コスラエまで来たならローカルソースでいただくことをおすすめする。そのソースは醤油にライム汁、玉ねぎのみじん切り、とうがらし、にんにくを少し入れたもので、マリネ風な味はさっぱりとしていて疲れた身体を癒してくれた。

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 前日より、二時間早くホテルを後にした。マリーナに着くとノーリンがいない。代わりに怖そうなオチャンがいた。「もしかして、このオッチャンが今日のキャプテン?昨日、ノーリンに半日がかりでジギングを教えたに・・・」と、思っているとオチャンがエンジンをかけた。「やっぱり・・・」
 鈴木さんと橋本さんを乗せたウィットマー号は、エンジンの調子が悪くなかなか出港できない。結局、前日と同じぐらいの出港となってしまった。強面のオッチャンの名前はジョセフ、年齢は59歳。雰囲気からマリーナを取り仕切っているボスみたい。僕と伊藤さんを乗せたジョセフ号はスロットル全開でシャークアイランドリーフ目指した。風も穏やかでポントの東側に回れた。カーペンターのGT-γ120gをセットし、リーフエッジに当たる潮を見つけ、潮上にキャスト。「ピチャピチャ」と、左右に水飛沫を上げたS字アクションをしていると、「ダバッ」という音と共にルアーが海中へ引き込まれた。2~3度フッキングを入れ、ファイト体勢へ移行した。何故か、僕よりもジョセフが興奮している。小さいがコスラエ初のGTを手にした。昼までに、僕はもう一尾小型なGTとバラクーダ追加し、伊藤さんはカスミアジ、鈴木さんも生涯初のGTとご対面できた。

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前日と同じようにランチタイム後はマリーナで泳ぎ、キープしたGTで遊んでみた。コスラエ人の多くは自給自足の生活をしている。魚は彼らにとって貴重なタンパク源、釣れた魚を逃がすと嫌な顔をするのでキープすることにした。
 ワーランドロップオフでイソマグロを狙うが、ジョセフに英語でドッグトゥースツナが伝わっているかが分からない。とりあえずジョセフに任せ、ポイントを回ってみた。水深60mラインから一気に250mぐらいまで落ち込む。いかにもイソマグロが出そうなのだが、潮止まりで生命感を感じられない。時折、ワフーやオオクチイシチビキがロッドをしならせてくれる。しかし、イソマグロの顔が拝めない。再びGTフィッシングに切り替え、ワーランビレッジリーフを叩く。目測で水深20mぐらいのところに小さなブレイクがあるように見えた。その際を潮の向きを考えつつキャスト。ルアーの後ろに黒い影が、「来てる!来てる!出たー!」一人ボートの上ではしゃいでいた。やっぱりジョセフも興奮気味。ジギングの時はサトウキビをムシャムシャとかじっているだけだったのに。その後、シャークの洗礼を受けながらも2本のGTをランディングし帰港すると、後のウィットマー号の鈴木さんがグッドサイズのGTをキャッチしていた。 三日目、GTオンリー船とGT&ジギング船に分かれてマリーナを離れた。GTオンリー船はジョセフ号で橋本さんと伊藤さん。GT&ジギング船は、ノーリンとウィットマーのWキャプテンで僕と鈴木さんが乗船した。ノーリンとウィットマーにもイソマグロが釣りたいと伝えるが、二人して首を傾げる。イソマグロがいないハズがない。前回コスラエに来たときも沢山釣ったし知らないハズはない。マリーナに戻りランチを摂っていると、ノーリンが「タカさん、タカさん」と、僕を呼ぶ。何だろうと思いノーリンの後について、魚市場のような部屋に入ると3mほどの箱の中に・・・。僕は度肝を抜かれ、しばらく呆然とした。そこには見たこともないような巨大なイソマグロが横たわっていた。それは僕の頭が楽に入る口を持つ120kgのイソマグロ!!市場のオバチャンに聞いたところ、前日の夜に漁師が手釣りで釣ったそうだ。そして70~80kgのイソマグロならよく目にすると言う。ノーリンとウィットマーに「これが釣れるところに連れて行け」と伝えるが、笑みを浮かべるだけであった。「ヨッシャー!ぜってぇイソンボ釣ったるぅ」。休憩を終え再びコスラエの海へ。「あれあれっ!みんなGTなの?」どうやら僕一人がさっきイソマグロに興奮していたみたい。みんなGTが大好きなのね。
 フィッシング最終日、今日が最後だと思うと気合が入る。最後だからコスラエ島を一周回ってみたいという意見から、時計回りでリーフを打っていく。コスラエの名所、その昔、女性が貼り付けられてできた言われる山“スリーピングレディー”を見ながらキャストするのは何とも気持ちが良かった。激しいスコールでレロのマリーナに一時避難すると橋本さんがニコニコしながらGTキャッチしていた。僕と一緒にオカッパリで遊んでいた鈴木さんが「かわしまくーん!かわしまくーん!きたきた、何かきたー!」と、初めて魚を釣る少年のように叫んでいたので駆けつけると、30cmくらいのナンヨウカイワリが釣れていた。ホントこの人は釣りが好きなんだーと実感した瞬間であった。
 ヒロシズポイントに到着し、ジギングを開始するとすぐに現地名で“セントウキ”という魚がヒットした。どうやら旧日本兵が名づけたらしく、和名ではオオクチイシチビキ。その後もセントウキばかりが続いた。「ゴゴーン!」、‘CUDA500が絞り込まれた。ケブラーコンポジットの肉厚ブランクでできた5ftのこのベイトロッドは、程好いスローアクションで安心できる粘りがある。300gのジグをキッチリ踊らせ、50kgほどの魚なら難なくリフトする。数分後、120kgのイソマグロには程遠いが、まずまずのキハダマグロをキャッチし、最終日を終えた。

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使用タックル
【ジギング】
ロッド T.KustoM CODA500プロト
リール オシアジガー5000
ライン バリバス10×10 5号
ルアー マリンベイト桜花 ITSディープパープル200g・300g

【GT】
ロッド ザウルス810
リール ダイワ6000
ライン バリバス GTマックスパワー 6号・8号
ルアー ストロングポップ、GT-γ

【その他】
偏光グラス OBJバッドスイマー
防水バッグ シールライン・バウンダイリー35L
ハット   ウォーターシップ・ビニヤードヘブン
パンツ   モンベル・リバーガイドショーツ
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イン・ザ・ストリームでは、年に2,3回の海外遠征を企画されます。いつも普段ではなかなか行けないようなところが多いんですよ。おもしろい企画ツアーに参加希望の方は、イン・ザ・ストリームに足を運んでみてはいかかでしょうか?

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2006.05.20 コモドGTフィッシング報告

4月8日より大久保幸三氏とコモドへ行かれた渡辺満さんより報告をいただきました。渡辺さんは今回が3回目のGT挑戦で、今まではバラフエダイやツムブリはキャッチするものの、GTのキャッチは無かったのですが、今回見事に40kgクラスをはじめ計4匹キャッチされました。おめでとうございます!!

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2006.04.27 パラオ・ペリリュー島で狙うビッグ・フィッシュ報告

4月16日からパラオ釣行へ行かれた浅沼様より報告を頂きました。浅沼様は毎年4月にポッパーでセイルフィッシュを狙いに行き、昨年は見事に38Kgのセイルフィッシュを釣り上げられたのです。今年は数度のセイルフィッシュのチェイスがあったようですが、やはりセイルフィッシュの口は堅く、フッキングがなかなか上手くいかないようです。しかし、ペリリューコーナーでは、見事なGTを釣ってこられました。

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2006.04.20 パラオGTフィッシング報告

4月12日よりパラオへGTフィッシングへ行かれた山田章司さんより報告をいただきました。今回は、ベストシーズンといわれる3・4月のペリリュー島周辺に照準を定め、早くからの予約をいただいておりました。当地、ペリリューコーナーでは揺れる船上で苦戦したようですが、きっちりとGTをGETしたのですが、何匹かビッグサイズ(トップに出た30Kg級のキハダも。。。)をばらしたり、ミスバイトがあったりと悔しい思いもされたようで、リバンジにまた行きたいとのことでした。

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2006.03.21 パラオGTフィッシング報告

パラオに行かれた武方源様より釣果報告をいただきました。写真のGTは夕マズメの1匹です。この日は早朝6時から3時間と夕方4時からの3時間で出船して、AM7時ごろに1匹と、この夕マズメの1匹をキャッチされました。
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2006.03.06 パラオGTフィッシング報告

昨年末にパラオへご家族でフィッシングへお出かけになった長江様よりのお写真をいただきました。
長江一家は8・7・4歳のお子さん達とライトタックルからGTフィッシングそして電動リールでのボトムフィッシングと多様多彩にフィッシングを楽しまれるご家族です。ボトムフィッシングでは、ラインをぶち切っていく得体の知れない大物も掛かったそうで、大変悔しい思いをしたとおっしゃっておりました。写真はご主人のキャッチしたGTです。その他、ライトタックルでは、3人のお子さんもハタやフエフキダイなどを釣ってフィッシング三昧のパラオ旅行になったそうです。

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大久保幸三氏と行くコモド島GTフィッシングツアー

4月9日(日)-16日(日)で追加募集しておりました”大久保幸三氏と行くコモド島GTフィッシングツアー”は定員となり、募集を終了いたしました。またの機会に是非皆様のご参加をお待ちいたしております。

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2006.02.07 パラオGTフィッシングの釣果報告

1月14日よりパラオへGTフィッシングへ行かれた妻木様、加藤様、内山様より釣果報告です。
2日間の釣行でしたが、あいにく海況は悪く外洋は無理ということで、リーフ内にあったナブラ打ちをしたところバイトしてきた良型のGTです。また、リーフ内では、ライトタックルでも十分に楽しめたようです。

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大久保幸三氏と行くコモド島GTフィッシングツアー

2006年4月9日(日)-4月16日(日)の8日間で”大久保幸三氏と行くコモドGTフィッシングツアー”で
急遽1名様の募集を致します。旅行代金はまだ未定ですが、328,000円前後のツアー代金になるかと
思います。
出発地は成田、名古屋、関西、福岡共に同料金です。フィッシングも中4日半と十分に日程を取ってあります。是非この機会に、コモド島のBIG GTを狙いに行かれてはいかがでしょうか。

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2006.02.03 バリ島GTフィッシング報告

2006年1月2日(月)よりバリ島GTフィッシングにご参加されました福岡の阿部様・渡辺様よりご報告頂きました。以下ご本人の文章をご案内します。
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こんにちは。先日は経験豊富なキャプテンを手配頂き有難うございました。3日間楽しい釣りが出来ました。特に5日・6日はビックサイズをゲットすることができ満足な釣行でした。たしか二人でGT7本だった
と思います。3日とも部屋に着くなり別途でぐったりでした。(暑さもあり)
写真は1月6日14時頃に釣った今回のビックワンです。100ポンドオーバーしていると思います。
4日は二人のポッパーをGTが追ってくるは来るけどバイトならず1度だけミスバイト。5日は2時間ほどキャストするも姿なし。そこでキャプテンに相談したら、気持ちよくポッパーを貸してもらいました。
レッドヘッドタイプのルアーに早速取り替えポイントを移動。本当にビックリしましたが1投目で小さかったがGTをゲット。その後、渡辺君が30Kgをゲット。その1時間後に100ポンドをゲットし久しぶりに興奮しました。6日は潮廻りが良かったのでしょう。この日4本目のGTが今回お送りした写真のビックワンです。
このときは運良くベイトがボイルしたところへキャスト。いきなりゴツンと手ごたえがありました。この日もキャプテンのポッパーです。さすがMADE IN BALIポッパー恐るべし。そしてこのポッパーは記念に戴いてまいりました。
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阿部様は、もう10年以上も前からバリ島へGTを釣りに行かれておられ、昔は本当に今回のサイズのGTがよく釣れたとのことです。今回のバリ島では、PE5号を使用してこのビックワンをゲットされました。さすがベテラン!腕が違います!! 
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